高台山脈の深い山々に囲まれた、奈良県東吉野村。高見川、東の滝、夢渕など、豊かな水源を擁するこの地に、日本最古の水神様を祀る丹生川上神社があります。古より人々は、五穀豊穣の願いを込めて祈雨や止雨を願い水の恵みとともに生きてきました。

「天つ水」は、永く秘められてきた御神域の天然水。森の地下200mから湧き出る水を汲み上げ、自然の味わいをそのままボトルへ。売り上げをもとに神社の維持継続、東吉野村の自然保護、環境整備に役立てられます。

天平の時代から続く日本最古の祈雨社「丹生川上神社」

丹生川上神社の歴史は、奈良時代の天平年間までさかのぼります。

降雨・止雨を祈る社として、朝廷の篤い崇敬を集めてきました。

今から1300年余り前、710年に平城京が造営されました。唐の都「長安」をモデルにした本格的な国際都市で、平城京を中心に、律令国家としての体制整備が進み、壮大で華やかな天平文化が花開きました。その繁栄ぶりは、『万葉集』の歌に「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」と詠まれています。

この奈良時代の淳仁天皇の御代(天平宝字 7 年(763 年))、初めて、丹生川上神社が歴史に登場します。祈雨のため、幣帛に黒毛の馬を加え丹生河上の神に奉ったと『続日本紀』が伝えています。

「幣帛を四畿内の群神に奉らしむ。其の丹生河上の神には黒毛の馬を加ふ。旱すればなり。」 『続日本紀』

幣帛(みてぐら)とは、神様に奉る供物のこと。このとき、大和は長く旱(ひでり)が続いて水不足に苦しんでいました。そこで、淳仁天皇みずから、畿内にまします主要な神神に幣帛を奉り、その中でも特に、丹生川上の神には黒馬を加えて祈ったと伝えているのです。これ以降、旱には黒馬を、霖雨(ながあめ)には白馬を奉ることが慣例となっていきます。尚、黒馬は慈雨をもたらす黒雲を、白馬は晴れた空に浮かぶ白雲を象徴しています。

このように、天平の華やかなりし時代には、丹生川上が雨乞いの社として確立され、朝廷の絶大な信仰を集めていたことが分かります。そして、奈良時代を通じて、黒毛馬の奉納が 10 度、白馬の奉納が 3 度に及ぶほど、丹生川上社に対する篤い信仰があったと伝えています。

丹生川上神社の歴史、それは今から1300年余りも遥か昔から続く、水をめぐる信仰と祈りによって織りなされていたのです。

五穀豊穣をもたらし万病を癒すとされる丹生川上神社の御神徳

古来より、日本は水に恵まれた気候と風土に育まれ、人知の及ばない自然とその恵みである「水」に対し、日々感謝の祈りを捧げ、また同時に畏怖の念を持って接してきました。

稲作によって命をつなぎ文化を発展させてきた日本人にとって、特に水神を祀る信仰は奈良時代以前はるか昔にさかのぼり、日本最古の書物『古事記』に早くも「豊葦原水穂国(とよあしはらのみづほのくに)」という「日本」を指す美称が登場します。

丹生川上神社の御祭神は、罔象女神。古く、『日本書紀』に登場する水の神です。

御神徳は、五穀豊穣を願う祈雨・止雨にその原点があり、朝廷から絶大な信仰を集めてきました。また、水は命の源であり、心身の穢れを洗い流し、気持ちを新たにする力があるとされるところから、その御神徳は万病を癒し、健康長寿、商売繁盛、家内安全、合格祈願などあらゆる方面で大きな信仰を集めてきた歴史があります。

こうした歴史から、古くは官幣大社に列せられ、また現在、水神宗社として全国の水神信仰の中心に位置しています。この水神の祖神様(おやがみさま)の御神徳により、社内にある「丹生の真那井」は、今でもその御利益と美味しさを求めお水取りにいらっしゃる人が絶えません。

天然水「天つ水」の魅力

「天つ水」は、水神を祀る丹生川上神社の御神域に、天から降りそそぎ地下深く長い年月にわたって静かにたたえられてきた神聖な水です。御神域を取り囲む深い山々と森だからこそ、この水を太古の昔のままに今に伝えているのです。

天然水「天つ水」の由来

悠久の昔より、人々は五穀の豊穣と豊かな生活を願い、降雨や止雨を神に祈り、その恵みを受けて暮らしてきました。そして天からいただく恵みを「天つ水」と呼んでいました。

日本最古の歌集である『万葉集』では、大伴家持が「天つ水 仰ぎてぞ待つ」と歌い、五穀豊穣と豊かな生活をもたらす天からの恵みとして「天つ水」が謳われています。

また、古代、祈雨・止雨の社として朝廷の絶大な崇敬をあつめていたのが丹生川上の神でした。丹生川上社は、朝廷による「天つ水」の祈りを奉る地として非常に重要な位置づけをもっていたのです。

「天つ水」。それはまさに、五穀豊穣と豊かな生活をもたらす恵みの水です。最古の水神社である丹生川上神社の御神域地下200mから、古代の祈りの水を汲み上げました。水神様を祀る神社の霊性が、自然の味わい深い滋味を作っています。この恵みの水を、そのままボトルに詰めてお届け致します。

「時をつなぐ。想いをつなぐ。」に込められたメッセージ

天然水「天つ水」は普通の水ではありません。それは時を超えて人々の想いをつなぐ水です。「天つ水」で得た収益をもとに、神社の維持継続、水神祭を中心とする伝統文化の継承、さらには周辺環境整備費用へ充てることで、現代に生きる私たちが伝統を受け継ぎ次の世代へつないでいく循環をつくりだしていきます。

  • 神社の維持継続を通じて古代から続く祈雨・止雨の伝統、そして祈りをつないでいく。
  • 環境整備・清掃活動を通じて、深吉野が持つ美しく豊かな水の環境を後世へつないでいく。
  • 天つ水を通じて、こうした私たちの想いをご購入いただいた皆様とつないでいく。

「時をつなぐ。想いをつなぐ。」にはそうしたメッセージが込められています。

神社が持つ日本最古の歴史と古代の人々が乞い祈った水への想いを一つひとつボトルにこめてお届けします。また、出荷時にはお祓いもいたします。ご要望に応じて商売繁盛、合格祈願、縁結びなど御祈祷をさせていただいたお水もお届けします。

日本全国の中でも、ここだけにしかない特別で貴重なお水を是非お試しください。

一般販売開始は8月末です。現在、予約販売を承っております。