吉野杉と吉野桧|高級ブランド材!東吉野の吉野杉と吉野桧をご紹介します

吉野杉と吉野桧を東吉野村からご紹介。

吉野杉と吉野桧は、500年もの歴史を持ち現在では高級ブランド材として有名です。

吉野川上流域から中流域に位置し日本三大美林と称される美しい森林と自然環境の中で育まれた吉野杉と吉野桧。年輪幅が狭く、まっすぐで節が少ない、かつ色目の良さが特徴。

今回は、そんな吉野杉と吉野桧を、産地の一つ「東吉野村」からご紹介します。

 

吉野杉と吉野桧|高級ブランド材!東吉野の吉野杉と吉野桧をご紹介します

吉野杉と吉野桧の産地

場所は、奈良県吉野郡。東吉野村、吉野町、大淀町の一帯が中心で、吉野川上流域から中流域に位置しております。

吉野川は「紀の川(きのかわ)」のこと。奈良県から和歌山県へと流れ、紀伊水道→大阪湾へとつながる一級水系の本流であります。

奈良県内では流れている場所である「吉野」にちなんで「吉野川(よしのがわ)」と呼ばれています。なので、同じ川なんですが、奈良県では「吉野川」と呼ばれ、和歌山県では「紀の川」と呼ばれてる感じですね。

で、要は、この吉野川の上流域、奈良県吉野郡の擁する山々と森林地帯が吉野杉と吉野桧の産地という訳です。

ちなみに、地質は秩父古生層に属し、燐酸加里・珪酸塩類が豊富。なので保水と透水性が非常に良い感じの土壌になっております。かつ、年間雨量は2000mm以上、年間平均気温14度、年間積雪量30㎝以下と、吉野杉と吉野桧の生育に最適な条件を備えていたりします。そら林業が盛んになるわと。

 

吉野杉と吉野桧の歴史

歴史的には、吉野林業は、500年の歴史があります。

江戸時代から酒樽や樽丸のほか、住宅用の柱、建材として活用されてきました。

地元の方にお話しを伺うと、戦前は吉野杉や吉野桧は高値で取引されていて、大変な財を成した方々がたくさんいらっしゃったとか。

例えば東吉野村も、今でこそ過疎が進行する村ですが、現在の村役場周辺には吉野杉や吉野桧を生業とはする山の男どもがたくさんいて、宿屋、飲食店のほか芸者遊びまでできる所があったそうです。

出荷方法も独特で、山から切り出した吉野杉や吉野桧を川に浮かべ、川の水をせき止め、せきを崩して大量の水と一緒に一気に下流へ流し運んでいく方法。

▲東吉野村にある丹生川上神社にある写真から。こんな感じで川に浮かべて一気に流して行った訳です。

吉野川は紀の川となって大阪湾へ通じていますので、川を下るルートで関西へ出荷していったんですね。

とは言うものの、吉野杉や吉野桧の伐採、ならびに大量の川の水をつかった運搬は非常に危険な仕事で、命を落とす人もいらっしゃったとか。それはそれでスゴイ歴史であります。

今は、伐採した吉野杉や吉野桧はヘリコプターで運搬。地元の材木屋さんで加工し、トラックで出荷していくスタイルになっております。

 

吉野杉と吉野桧の加工

吉野杉と吉野桧ですが、切り出してすぐ出荷できると思ったら大間違い。

実は、伐採してから1年間、ゆっくりと乾燥させる作業があるのです。

これ、「葉枯らし」と呼ばれたりしますが、こんな感じで、特殊なフィルムというか袋に入れて徐々に乾燥させます。フツーに置いておくと木が割れてしまうので、それを防ぐためにゆっくり乾燥させる手間を入れてる訳ですね。

▲こちらが吉野杉と吉野桧を覆う特殊なフィルムというか、袋。目に見えないくらいの細かい穴が開いていて、木に呼吸をさせながら徐々に乾燥させるのです。

 

冒頭でも触れた通り、吉野杉と吉野桧の特徴はその美しさにあります。

土壌や自然環境に恵まれているため、年輪幅が狭く、まっすぐで節が少ない、かつ色目の良さが特徴で。例えば、特に高級な吉野杉は幹の部分がほんのりピンク色がかったものらしい。。。美しい木目にほんのりピンクって、、

ほんと惚れ惚れするような美しい年輪ですよね。吉野杉と吉野桧、是非チェックいただければと思います。

 

まとめ

吉野杉と吉野桧

吉野杉と吉野桧は500年の歴史を持ち、高級ブランド材として有名。

吉野川上流域から中流域に位置し、日本三大美林と称される美しい森林と自然環境の中で育まれた吉野杉と吉野桧は、年輪幅が狭く、まっすぐで節が少ない、かつ色目の良さが特徴です。

伐採してすぐ出荷するのではなく、1年ほどゆっくりと乾燥させる作業があったりします。

美しい吉野杉と吉野桧、是非お手に取っていただければと思います。

過疎が進む村にある神社の維持継続にご協力をお願い申し上げます。

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